新型コロナウィルス問題と葬儀

連日、ニュースなどで新型コロナウィルスについて報道がされている中、令和2年4月7日に政府による緊急事態宣言が発令されました。

この緊急状況下において、もしも自分の家族や近しい人が新型コロナウィルスに感染して亡くなったら…、考えたくはありませんが決してありえない話ではありません。

新型コロナウィルスで亡くなった場合

新型コロナウィルス感染者のご遺体は、原則として厚生労働省の指針に沿って取り扱われます。

1.故人と面会できない

感染予防のために指定の非透過性納体袋に収容されます。
非透過性納体袋とは、巨大なジップロックのような袋を指します。
収容後、密封された後に消毒されて棺に納められます。

通常は、清拭や身繕い、綿詰めといった処置が行われますが、感染症による死亡の場合にはこれらの処置が施されることなく納体袋や棺に納められます。
したがって、故人に触れることはもちろん死に顔を見ることさえできないのです。

2.すぐに火葬を行う

通常は亡くなってから24時間以内の火葬は認められていません。
これは、故人の蘇生の可能性を考慮したためだといわれています。

ところが、指定感染症の場合は例外的に24時間以内での火葬が認められています。
ペストやSARSなど特定の伝染病の場合には感染予防目的のため、亡くなったその日のうちに火葬されることもあります。
したがって、通夜や告別式といった通常の葬儀を行うことは困難となります。

3.火葬場の受け入れ

火葬場においても異例の対応を取っていることが多いです。
感染リスクを考慮して、火葬時間を16時過ぎなどの一番遅い時間や友引の日のみしか認められていません。
火葬場内での立会いも5人までと制限されています。
遺族が遺体に触れることや花入れなどのお別れもできません。
また、立ち合う火葬場スタッフも防護服やマスクなどを着用して業務を行っています。

この時期に葬儀に参加するときの注意点

故人がコロナウィルスに感染した場合について、異例の対応をする説明を上記で行いましたが、故人が感染していない場合の葬儀でもこの緊急事態においては注意する点があります。

1.高齢者の参列は控える

不特定多数の方が参列する葬儀は、いわゆる「三密」(密閉・密集・密接)になり易い環境といえます。
持病を持っている方や体調がすぐれない方、高齢者の方はできるだけ葬儀の参列は控えたほうがよいでしょう。

2.通夜料理を出さない

特に関東圏の通夜では、大皿のビュッフェ形式で料理を用意する習慣があります。
感染予防のために通夜料理を控えた方がよいでしょう。

3.マスクを着用する

葬儀に参列する際にマスクを外さないのはマナー違反だと考える方もいます。
しかし今、社会は緊急事態の真っ只中です。
マスクをしたまま挨拶したり焼香したりしてもマナー違反とはなりません。

~筆者のひとりごと~

自己紹介:40代男性、妻と長女の3人暮らし。涙もろくロマンチスト。

今回は新型コロナウィルスと葬儀について解説しました。

先日も愛媛県で行われた葬儀でコロナウィルスの集団感染が発生したという報道がありました。
まだまだ予断を許さない状況が続いています。
私たち一人ひとりが注意を払い、一日も早く収束することを願います。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。

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