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仏具について①(位牌編)
前回のコラム(仏壇について)にて、少しだけ仏具全体についても触れさせていただきました。
今回からはその仏具とは、どういったものなのかを数回に別けてみていきたいと思います。
最初となる今回は、仏具とのセットで考えられている方も多い[位牌]についてみていきたいと思います。
位牌とは
位牌とは、一言で言い換えれば「故人様の証明書」とも言えるものです。
寺院によって書き方が若干異なりますが、位牌の中心には戒名又は法名、位牌の表側又は脇には俗名や命日を記入いたします。
そのため、遺族の方や友人の方が故人様の命日や戒名の確認をされる際にも使われます。また、戒名には故人様がどういった方だったかという
意味が込められており、人となりに触れることが出来るという点では「一般的な証明書」とは異なった存在と言えます。
なお、「浄土真宗」の寺院では、基本的に位牌を使うことはありません。
位牌の種類
位牌には、葬儀の際に使う「白木位牌」と49日法要等で魂を入れてから使う「本位牌」に大別することが出来ます。
また、本位牌の中にも種類があり、1基に故人様1名の情報が記入される一般的な位牌の他に以下の2種類がある。
‣巾広位牌・・・夫婦等複数の個人情報を記入できるように、巾が広めに作られた位牌
‣繰出位牌・・・多数の木の札を重ねて納めた、箱状の位牌
位牌の歴史
後漢時代の中国にて生まれたとされており、鎌倉時代から江戸時代にかけて一般化されたと言われております。
また、琉球王国時代の沖縄県にも伝わっており、トートーメーと言われていたようです。
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