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挨拶(あいさつ)③
毎朝「いってらっしゃい」「いってきます」と何気なく交わしている挨拶ですが
この「いってらっしゃい」「いってきます」にはとても温かく深い意味が込められていることをご存じでしょうか?
今回は「いってらっしゃい」「いってきます」の意味についてまとめてみました。
無事に帰りますように「いってらっしゃい」
「いってらっしゃい」には2つの意味が合わさって生まれました。
1つ目は「行ってきなさい(行きなさい)」
2つ目は「帰ってらっしゃい」
その2つの言葉が1つの言葉となり「行って帰ってらっしゃい」が略されて「いってらっしゃい」となりました。
これには送り出す側の「行って、無事に帰ってきてね」の想いが込められている言葉なのではないでしょうか。
無事に帰ってきます「いってきます」
「いってきます」にも2つの意味があります。
1つ目は「行きます」
2つ目は「帰ってきます」
その2つの言葉が1つの言葉となり「行って(行きます)帰ってきます」が略されて「いってきます」となりました。
まだ戦争があった時代、特攻隊隊員は「いってきます」ではなく、帰らないという決心で「いきます」と言って最後の言葉を残していきました。
今、私たちが当たり前のように交わしている「いってきます」を言えることの有難さを感じるのではないでしょうか。
日常の何気ない挨拶
あまり意味を意識せずに何気なく「いってらっしゃい」「いってきます」と使っている方が多いのではないでしょうか。
この「いってきます」「いってらっしゃい」という言葉には実は深い愛情がこもった素敵な挨拶なのです。
日常の何気ない挨拶の中に、実は深くて温かい意味が込められていたと思うと
これから使う時に少し気持ちが変わるかもしれませんね。
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