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一般的な葬儀手順<火葬場>
葬儀手順<中>では「通夜」を、葬儀手順<後>では「葬儀式」と「告別式」を中心に記してまいりました。
葬儀手順に関して4回目となる今回のコラムでは、「出棺」されたご遺骨が火葬場に到着してからについて記してまいります。
火葬準備
火葬場に到着したら、事前に準備をしていた「死体火葬許可証(したいかそうきょかしょう)」を火葬場のスタッフへ手渡します。
手渡したら、スタッフの案内に従って所定の火葬炉の前へと移動します。
火葬炉前には祭壇が設置されているので、斎場から持参した「白木位牌(しらきいはい)」や「遺影(いえい)」を並べ、花などで飾り付けを行います。
納めの式
導師様が同伴をされている場合は、火葬炉の前で「納めの式」とも呼ばれる法要を行っていただきます。
この法要の流れとしては、始めに導師様による読経及び焼香が行われます。
その後に喪主、喪主以外の遺族、その他親族の順番に焼香と合掌礼拝を行ってまいります。
また、導師様が同伴されていない場合は、喪主から順番に焼香と合掌礼拝を行います。
火葬
上記の「納めの式」が終了すると、スタッフによって棺が火葬炉の中へと送られます。
次に、火葬炉には鍵がかけられ、喪主は火葬炉の点火ボタンを押します。
火葬には、1時間弱から2時間程度の時間がかかる為、点火を確認すると全員で控室へと移動をし、そこで待機します。
収骨
スタッフから火葬完了の報告を受けたら、全員で先ほどの火葬炉へと戻ります。
火葬炉へと戻ったら、「収骨(しゅうこつ)」と呼ばれる骨上げの儀式を行います。
この儀式は、近しい人物によってお骨を拾い集める儀式となります。
しかし、地域によって事情が異なり、全てのお骨を骨壺へと納める場合とお骨の一部のみを納める場合があります。
全てのお骨を納める場合だと、基本的には歯を納めた後、身体の下から上へと順番に納めていき、最後に喉仏を納めます。
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