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挨拶(あいさつ)①
人間関係は「挨拶からはじまり、挨拶におわる」と言われます。
挨拶がコミュニケーションの第一歩となります。
気持ちの良い挨拶から円滑な人間関係を築きたいものですね。
今回はこの挨拶の由来についてまとめてみました。
挨拶の由来
この「挨拶」という言葉、「一埃一拶(いちあいいっさつ)」という禅宗の言葉から生まれたものなのです。
「一埃一拶」が省略されてそれが現在の挨拶になったと言われています。
では「一埃一拶」とはいったいどのような意味なのでしょうか。
埃には「押す、近づく」拶には「迫る、圧迫する」という意味があります。
禅宗では相手の悟りがどの程度かを測るため「一埃一拶」と呼ばれる禅問答を行っていました。
言葉で相手に近づき、返す側も言葉で迫る、そうしたやりとりを指す言葉だったのです。
挨拶の種類
挨拶は言葉だけではなく、手紙の往復や身振りなどといった種類があります。
《身振りで代表的なもの》
■握手:互いに手を握り合う
■挙手:手を挙げる。遠くから見つけてもらう。さらに左右に振ることもある
■ハグ(抱擁):互いに腕で抱きしめ合う
■お辞儀:離れた位置で頭を前方下に傾けたり、上半身を前に傾ける
■拱手:中国での敬礼。胸の前で手を合わせる
これは相手が身振りしたら身振りで返すもので、警察や軍隊などが行われる敬礼も一般的に知られているのではないでしょうか。
挨拶で気づくこと
挨拶を交わすとき、無意識に相手の表情・声・しぐさなどにも気を配ってはいませんか?
その人が元気かどうか、体調はどうかな?...など挨拶から気づく事もありますよね。
儀礼的な言葉を取り交わしながら相手の内面に迫る、それは語源に立ち返れば「挨拶」本来の形なのかもしれませんね。
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