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お墓とは何か?
日本人のほぼ全員が目にしたことがあるだろうお墓。日本だけでなく世界各国にも存在しているお墓。
そんなお墓ですが、もしも「お墓って何」と聞かれたら、皆さんはなんと答えますか?
私の知人は、「お墓とは墓地だよ」と答えました。
この知人のように混同してしまう方がいらっしゃるのですが、結論から申し上げると、お墓は墓地ではありません。
まず、お墓についてですが、法律においては「墳墓(ふんぼ)」といわれ、遺体や遺骨を納めるための建造物・構造物のことを指します。
そして、墓地とは、墳墓を設けるための区域のことを指します。
建立した時だけでなくその後に関してもその対象となるので、「墓所(ぼしょ)」といわれる墳墓を建立するスペースだけでなく、事務所や休憩所も墓地には含まれます。
つまり、お墓は物であるのに対して、墓地は場所なのです。
本日は、以下「お墓」の構成について見てまいります。
お墓の構成物
お墓は主に「墓石(ぼせき、はかいし)」、「納骨棺(カロート)」、「外柵(がいさく)」によって構成されております。
このうち、墓石は墓標(ぼひょう)とも呼ばれることがありますが、墓標は墓石が無く木の板等で代替されている場合であっても使われるので注意が必要です。
これは、あくまで墓標とは遺体や遺骨がその場所に納められていることを指す存在だからです。
また、この墓標には、納められている故人の名前や没年月日などが刻まれます。
次にカロートですが、これはお墓の内部にある納骨室を指します。
この部分は、お墓によって地下に存在する場合とそうでない場合、1層のみになっている場合とそうでない場合があります。
続いて外柵ですが、隣の墓石との境目を示すことが主な役割となります。
また、それと同時に雨などによる倒壊やカロート内への浸水を防ぐという役割も持っております。
形は様々ですが、前方に御影石、その他3方向にはコンクリートを用いて作られるのが現在では主流となっております。
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