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挨拶(あいさつ)②
挨拶にも「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」と時間帯によって使い分けたりします。
職種によっては昼でも夜でも「おはようございます」を使ったりします。
なぜ時間帯問わず「おはようございます」を使うようになったのかまとめてみました。
はじまりは歌舞伎の世界から
「おはようございます」の起源、実は歌舞伎の世界から広がりました。
もともとは歌舞伎界の裏方たちが、出番前に練習のため早く楽屋入りしている役者さんにねぎらいの言葉としてかけていた言葉「お早いお着き、ご苦労様です」という言葉が省略されて現在の「おはようございます」になったのが始まりだと言われています。
唯一敬語が使える挨拶
「おはようございます」には「こんにちは」「こんばんは」と違い、唯一「ございます」を付けられる挨拶でもあります。
これは目上、目下の人にも共通して使われています。
朝から晩まで関係なく使われる、1日の「おはようございます」は相手を気遣う心から生まれた言葉なのではないでしょうか。
こんにちわ・こんばんわは誤りです
「こんにちは」は「今日(こんにち)は良いお天気ですね」
「こんばんは」は「今晩(こんばん)はご機嫌いかがですか」が省略されて
「こんにちは」「こんばんは」と使われるようになりました。
「こんにちは」「こんばんは」の「は」はいずれも助詞の「は」です。
「私わ」「彼わ」でななく「私は」「彼は」と表記するのと同じです。
時間帯について
「おはようございます」にはそういった気遣いの意味もあり1日を通して使える挨拶ではありますが、日常の会話の中では時間帯にあった挨拶をする方が多いと思います。
では「おはようございます」から「こんにちは」への切り替わりはどうなっているのでしょうか。
大手デパートや商業施設では11時まで「おはようございます」と使うところが多いそうです。
テレビ番組等では10時くらいまで「おはようございます」と始まる番組が多く見受けられるように感じます。
「こんにちは」から「こんばんは」へと切り替わるのは一般的に日没頃と言われています。(※夏と冬では若干の差が有ります)
気持ちの良い挨拶を
11時が目安だと言う人もいれば、9時だと言う人、午前中はずっと「おはよう」と言う人などさまざまです。
「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」をいつ使えばいいのか明確な基準はないのかもしれません。
自分では「おはようございます」の時間だと思っていても、相手が「こんにちは」と挨拶を返してくれたなら「こんにちは」と返事をした方が相手も嫌な気持ちにはなりません。
挨拶は相手とのコミュニケーションですので、臨機応変に使い分けて気持ちよく挨拶できると良いのかもしれませんね。
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