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開眼供養と閉眼供養
開眼供養とは、魂入れの儀式、
閉眼供養とは、魂抜きの儀式のことを指します。
開眼供養
「開眼」は仏教用語で、「新しくできた仏像に眼を入れて仏の魂を迎えること」という意味があります。
歴史的には、752年に聖武天皇により奈良東大寺の大仏の開眼法要が執り行われましたが、これが日本で最初の大規模な開眼法要だといわれています。
開眼とは、仏像、仏壇、位牌、お墓などに魂を入れて安置することをいいます。
開眼供養を行うことで、単なるモノが魂の宿った礼拝の対象となります。
開眼供養には死者の魂を入れる意味合いがあり、入魂式、御魂入れ、御性根入れ、お精入れともよばれます。
浄土真宗においては、魂を入れるという概念がないため、御移徒(ごいし)とよばれます。
閉眼供養
対照的に、「閉眼」は仏の眼を閉じるという意味があります。
仏像や仏壇、位牌、お墓を処分する際に閉眼供養を行います。
閉眼供養を行うことで、故人の魂が抜け、墓石はただの石に、仏像や仏壇、位牌などはただの木に戻ります。
閉眼供養をせずに墓石や仏壇などを処分してしまうと、その中に宿った故人の魂まで一緒に処分することとなってしまいます。
これでは、故人の魂も浮かばれませんし、罰が当たるといわれる所以ですので気を付けましょう。
尚、浄土真宗においては、教えの違いから閉眼法要にあたる儀式のことを「遷仏法要(せんぶつほうよう)」といいます。
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