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今年の干支はイノシシ?
2019年が始まって早くも3週間程が経ちました。
そんな本年の干支はイノシシであるとテレビ番組を中心に言われています。
しかし、これは正確には誤りです。
どういうことかを次項より述べてまいります。
干支(えと)と十二支(じゅうにし)とは
「子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥」
現代日本で使われている上記は、「十二支(じゅうにし)」とよばれるものであり「干支」ではありません。
本来の干支は漢字が表している通り、「十干(じっかん)」と十二支を組み合わせたものです。
よって、今年の干支を正確に記すと己亥(つちのとい)となります。
また、この干支の総数は、十干の数(10)と十二支の数(12)を掛け合わせたものから重複分を除した60個(10×12÷2)になります。
十干(じっかん)とは
十干とは、過去の中国や日本で暦や方角を表す為に使われていた10文字で以下のものがあります。
「甲(こう)、乙(おつ)、丙(へい)、丁(てい)、戊(ぼ)、己(き)、庚(こう)、辛(しん)、壬(じん)、葵(き)」
補足
中国から伝わった十二支ですが、中国との間で指し示す動物が異なる文字が1つだけあります。
それが今年の「亥」です。日本では「イノシシ」を指しますが、中国では「ブタ」指します。
日本と同様に十二支の伝わったロシア等でも一部が中国のものと異なるようで、十二支がその土地の歴史や風土に合わせて変化し、定着していった様子が覗えます。
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