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骨壺の歴史
洗骨や粉骨でご遺骨をお預かりする際に、さまざまな骨壺を目にします。
ここでは、骨壺の成り立ちや由来などについてご紹介します。
骨壺のはじまりはいつから?
骨壺とは、火葬したお骨を収蔵する壺のことです。
骨壺の材質は、まず「土師器」(はじき)とよばれる素焼きの土器が使用されていました。
この土師器とは弥生土器から進化したもので500℃~900℃で作られ赤褐色でした。
古墳時代後期に窯やろくろの技術が進み「須恵器」(すえき)が誕生します。
1100℃~1200℃の高温で作られ青色の土器で従来の土師器に比べ、堅く水漏れの少ないものでした。
その後、木製や金属製の骨壺も出てくるようになりました。
当初、骨壺は「蔵骨器」(ぞうこつき)とよばれ、中国から仏教が日本へ伝わると同時に発達し使用されていました。当時、火葬や納骨は上流階級に限られていたため、装飾を施すことが多かったようです。明治時代に火葬が法律で定められるようになると、骨壺の形状や材質も一般化、規格化されてきました。
現在、骨壺に使用される材質は陶磁器が一般的ですが、ガラス製やプラスチック製、大理石などで作られたものなど多岐にわたっています。
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