コラム
コラム
こぼれ話
骨壺について
お盆とお彼岸
日本語と文化
追善供養(ついぜんくよう)と忌日法要(きにちほうよう、きじつほうよう)
粉骨
葬儀と法要
仏壇と仏具
宗旨、宗派
暦
お墓とお墓参り
終活と死後事務委任契約
改葬について
お客様の声
卒塔婆について①
卒塔婆(そとば)はお墓の後ろなどにたてられた1~2mほどの長さの木の板を指します。
尚、関西地方では、小さな経木でできた塔婆(経木塔婆:30~50㎝)が使用されることもあります。
ここでは、卒塔婆の意味や由来などについて解説していきます。
卒塔婆の読み方と数え方
卒塔婆は「そとば」または「そとうば」と読みます。
塔婆(とば・とうば)は卒塔婆を省略したものなので違いはありません。
一般的に「○○基」と数えますが、「○○本」と数えることもあります。
卒塔婆の意味
卒塔婆は故人や先祖を供養する追善供養の目的でたてられます。
塔婆とたてることが「善」とされています。「善を積む」行いが故人の冥福に繋がると考えられています。
また、近況などを故人へ伝える便りとしての役割も併せ持っています。
卒塔婆の由来
お釈迦さまの遺骨を納めた仏舎利塔を意味する古代インドのサンスクリット語(ストゥーバ)を漢訳したものが卒塔婆です。
この仏舎利塔が五重塔になり、さらに五重塔をもとに五輪塔が作られました。
この五輪塔は供養塔とも呼ばれ卒塔婆の起源です。卒塔婆は五輪塔を簡略化したもので、五輪塔の五つ形の意味を同じくもっています。
五輪塔は、空輪(宝珠形)、風輪(半円形)、火輪(三角形)、水輪(円形)、地輪(四角形)の5つで構成されています。
「空・風・火・水・地」この5つの要素が宇宙のすべてを構成しているとして仏教の宇宙観を表現しています。
https://tera-support.co.jp/blog/ ←「知って得する仏事の基礎知識」はこちら
コラムのメニュー
こぼれ話
骨壺について
お盆とお彼岸
日本語と文化
追善供養(ついぜんくよう)と忌日法要(きにちほうよう、きじつほうよう)