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儀式としての洗骨
本州を中心に日本の多くの地域では、「洗骨(せんこつ)」といえば「お骨を洗う」ことを指すと思われます。
しかし、現在では一般的ではなくなったものの、沖縄県の離島等では葬儀の儀式として「洗骨(しんくち)」と呼ばれる風習が存在します。
漢字で表すと同じ「洗骨」ですが、どういった儀式なのでしょうか?
以下にまとめました。
洗骨とは何か
遺体が、土葬あるいは風葬によって骨のみとなった後、その骨を水や酒等で洗い、再度埋葬する葬制<習慣>のことです。
また、鹿児島県の奄美群島では「改葬(かいそう)」と称する場合もあります。
洗骨を行う理由
細かい部分は地域や島によって異なるようですが、「死者は穢れており、その穢れを落とすことによって神仏の前に出られるようになる」という信仰からの理由が大きいようです。
文化の衰退と消滅危機
琉球王国の王室でも行われていた洗骨ですが、衛生上の問題と親族女性への過酷な内容から火葬が推奨されるようになり、今では行われる事は稀有になっております。
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