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「ぼたもち」と「おはぎ」
皆さんは、「お彼岸の供え物」と聞いて何を思い浮かべますか?
一つだけ思い浮かぶ方、複数思い浮かぶ方がいると思いますが、多くの方が思い浮かべるであろう物として「ぼたもち」と「おはぎ」があります。
この両者は、地域によって様々な作り方がありますが、多くの場合は米にこし餡<又はつぶし餡>をまぶした食べ物です。
しかし、作り方と同様に定義も非常に曖昧であり、両者が同じ物だとする説と異なる物だとする説があります。
以下、両方の説を見ていきたいと思います。
ぼたもち=おはぎとする説
この説では、「ぼたもち」と「おはぎ」は同一の物であり、語源が異なるので名前が異なるとされております。
「ぼたもち」は春に咲く「牡丹」の花が語源とされており、「おはぎ」は秋に咲く「萩」の花が語源とされます。
また、この説では夏と冬にも正式な呼び名があり、夏には「夜船(よふね)」、冬には「北窓(きたまど)」と呼びます。
ぼたもち≠おはぎとする説
「ぼたもち」と「おはぎ」が異なる物だとする説は複数あり、以下にその一部を列挙します。
・「ぼたもち」はやや大きく作り、「おはぎ」はやや小さく作る。
・「ぼたもち」はもち米を主とし、「おはぎ」はうるち米が主である。
・「ぼたもち」はこし餡を用い、「おはぎ」はつぶし餡を用いる。
・「ぼたもち」は小豆餡をまぶし、「おはぎ」はきな粉をまぶす。
まとめ
2020年現在では、地域や宗派によって説が異なり、どちらが正しいとは決まっていないようです。
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