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暑い時期に気を付けたいもの
5月25日には大分県で早くも猛暑日を記録し、続く26日には観測史上初めて北海道で5月に猛暑日を記録する等、令和元年5月は既に真夏の様な気候となっております。
このような状況でお墓参りに行く際、気を付けたいのが「熱中症(ねっちゅうしょう)」です。
本格的な夏を迎える前に、どういった存在なのかを振り返っていきたいと思います。
熱中症とは
まず熱中症とは何かですが、「高温多湿の環境下に身体が適応できないことによって発生する症状」の総称です。
これは、身体内の水分及び塩分のバランスが崩れることによって、発汗などの調整機能が羽働かなくなり、体温が異常な上昇をした結果引き起こされます。
また、陽のあたる屋外は勿論、屋内であっても注意する必要があり、近年では熱中症に罹った方の約3割が屋内で罹ったというデータもあります。
熱中症の症状
熱中症は、その重症度によって3つに分類され、それぞれに特徴的な症状があると言われております。
‣Ⅰ度(軽度)
意識ははっきりしており、体温や皮膚にも大きな異常が見られない状態。
「熱失神(ねつしっしん)」と呼ばれる眩暈や立ち眩み、部分的な筋肉痛や痙攣が主な症状。
涼しく風通しの良い日陰で休む、水分及び塩分の補給、衣服を緩めて身体を冷やすといった対処が必要。
‣Ⅱ度(中等度)
倦怠感や虚脱感が顕著であり、「熱疲労(ねつひろう)」とも呼ばれる状態。
意識は正常であるが、体温は平熱よりもかなり高く、皮膚に触れると冷たさを感じる場合が多い。
頭痛や吐気、下痢、倦怠感、虚脱感、失神、集中力の低下といった様々な症状が存在し、複数の症状が重なり合って顕在化する。
この状態になってくると、医療機関での治療あるいはそれに付随する対応が必要となる。
‣Ⅲ度(重度)
Ⅱ度の症状に加えて、意識や言語障害、身体のひきつけがあり、真っ直ぐ歩くこともできない状態。
体温が非常に高く、皮膚に触れると熱いと感じる。
ここまでくると、傍目に見ても様子がおかしいとわかる状態で、医療機関での治療が必須となります。
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